経済産業省・資源エネルギー庁はこのほど、インフラ輸出などを通じたエネルギー産業の国際展開を推進する「Enevolution」(エネボルーション)イニシアティブを立ち上げ、同庁内に「エネルギー産業国際展開推進室」を新設した。
「Enevolution」は、日本の持つ豊富なエネルギー政策立案の経験やさまざまな分野の優れた技術を総動員し、アジアなど新興国のニーズに応じて、エネルギー問題の包括的な解決策をワンストップで提供するもの。年内にインド、インドネシア、タイ、ミャンマーなどとの間で政策対話を実施するほか、インフラ輸出などについて、アジア開発銀行(ADB)との協力を強化する。
また、産業界と連携して案件発掘と支援を行うため、6月にも「インフラ輸出等を通じたエネルギー産業の国際展開に係る協議会(仮称)」を設置。案件発掘なども行う。
詳細は、http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150525001/20150525001.htmlを参照。
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