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江連 忠のゴルフ講座 「パットで差をつける」12 のポイント Lesson 4 あなたの「真っすぐ」は 錯覚だと認識すべし

並べた2本のクラブからはみ出さないようにした状態をキープ

アマチュアゴルファーの多くは、一番やさしいはずの真っすぐなラインが苦手です。それは何故か? 狙った方向に対して正しく構えられていないからです。パターのフェースの向きを正しく合わせ直すと、カップインの確率はグンと上がります。それほど、構えたときの向きがいいかげんなのです。

では、どうすればいいのでしょうか。ターゲットに対して正しい方向に向いて打つ練習を繰り返すことです。これは練習場に行かなくても家の中で簡単にできます。まず、パターヘッドを目標に対して直角にセットできる場所を探してください。床の板目でも、カーペットの模様でも構いません。見つけたら、そこにパターのフェースを合わせて、ターゲットラインを見るのです。おそらく最初は「えっ、これで真っすぐなの」と驚くはず。というのも多くの人はズレた方を向いて、真っすぐだと錯覚しているからです。

そうした錯覚を防ぐためにも、定期的にこの練習を繰り返してください。私が教えているプロの選手にも定期的にやらせています。

正しい方向で構えられるようになったら、次は正しいスイングを覚えましょう。ストレートラインを打つときは、基本的に真っすぐ引いて、真っすぐ出すのが正解。5m以上のロングパットなら、多少インサイドインの軌道になりますが、5m以内ならば、真っすぐ引いて真っすぐ打ちます。この基本をマスターするには、先月号でもお教えした、2本のクラブをパターのフェース幅で平行に置き、その間をスイングする練習を行うとよいでしょう。

「狙った方向に対して正しく構える」「クラブヘッドを真っすぐ引いて、真っすぐ出す」。この二つができれば、かなりの問題は解決されます。徹底的に反復練習しましょう。

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 昭和43年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。平成5年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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