奄美大島商工会議所(鹿児島県)などは1日、「第7回 奄美観光桜マラソン」を開催した。同大会は、日本一早く開花を迎える緋寒桜(ひかんざくら)が咲く並木道と太平洋を眺めながら、南国奄美大島の豊かな大自然を満喫できるマラソンコースとして、多くのランナーに人気がある。走る楽しさを全国に発信し、地域活性化および世界自然遺産登録へとつながる大会を目指して、毎年実施されている。
今回は、「ファミリー3・5kmコース」「5kmコース」「10kmコース」「15・5km花見コース」「ハーフマラソン21・0975kmコース」の全5コースを設定。昨年より211人増の1906人がエントリーした。当日は好天に恵まれ、満開の桜の中を全国から集まったランナーがゴールを目指して駆け抜けた。
参加者たちは、「坂がきつかったが、奄美ならではの自然と景色を、体いっぱいに感じて走れた」と話していた。同所は、「今年も多くの方に参加いただき、奄美大島の良さを感じていただけたと思う」と語った。
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