福島商工会議所は福島経済同友会や福島県サッカー協会など21団体とともに2月25日、「福島市にサッカースタジアムをつくる会」を設立した。会長には同所の渡邊博美会頭が選出され、国際試合が開催できる1万5000人以上収容可能なサッカースタジアムの建設を目指す。
同所では、スポーツを通じて、魅力ある地域づくりやまちの活性化、子どもたちへの夢の提供につなげたいとしており、昨年J3入りを果たした「福島ユナイテッドFC」の応援活動を続けている。しかし、現在同市内には、J2昇格の条件でもある1万人以上を収容できるスタジアムがないことから、勝ち進んでも昇格できないのが現状だ。
そのため、同会を通じてまちぐるみでスタジアムの建設を推進。さらに、2020年の東京オリンピック開催を視野に入れ、関連する合宿などの誘致も図る。同所は、「サポーター会員2万人キャンペーンの実施や応援旗を掲示しながら、地域一体で活動したい」と話している。
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