勝山商工会議所(福井県)と勝山市内のイベント企画・運営会社グリーンサラダは、同市内で発掘された肉食恐竜「フクイラプトル」をモチーフにしたオリジナルピンバッジを開発し、6月15日に販売を開始した。
福井県は「恐竜王国」をうたい、県立恐竜博物館のある勝山市も「恐竜のまち」として広く情報発信を行っている。そこで同所は観光誘客を目的に、恐竜ブランドを活用した土産品開発を検討。昨年、試験的にティラノサウルスをデザインしたピンバッジを販売したところ好評を得たことから、今回、県を代表する恐竜のフクイラプトルの商品化をグリーンサラダに持ち掛け、市の補助金を活用して開発した。
ピンバッジは、全長3センチメートルでフクイラプトルを立体的に表現。色は金色で、スーツの襟に着けると程よく目立つ。1個900円(税別)。恐竜博物館近くの飲食物販施設ジオターミナル、織物ミュージアムはたや記念館ゆめおーれ勝山、および同所で販売している。今後は県外のイベント会場などでも販売する予定だ。
同所は、「このピンバッジを着用し、勝山をPRしていく。引き続き、次の商品開発を行っていきたい」と意気込みを見せている。
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