セレクト地域短信 琵琶湖疏水 新たな観光資源へ 連携深め事業推進

試験乗船する門川京都市長(左)と、越大津市長(右から2人目)

京都商工会議所と大津商工会議所(滋賀県)の観光・運輸部会は3月18日、「琵琶湖疏水」をテーマとした京都・大津両市の連携について講演会を開催。両会議所が合同で講演会を開催するのは今回が初めてで、約300人の部会員が参加した。

琵琶湖疏水とは、琵琶湖のある大津市と京都市を結ぶ水路で明治23年に竣工し、今年125周年を迎える。明治以降、舟運、水力発電、上水道整備など京都の近代産業、都市基盤確立に貢献したが、旅客・貨物などの舟運機能は昭和26年にその役割を終えた。しかし、平成24年に越直美大津市長がこの地域資源を活用しようと、門川大作京都市長に観光船運航の検討を打診。トンネルが多いことなどから全区間(7・8km)での運行は難しいとされてきた。しかし、昨年実施された京都市水道局の調査により、運行可能との結果を受け、3月28日から試行船体験ツアーが実施されることとなった。同ツアーには定員の21倍の1万2258人もの応募があり、注目を集めている。

今回の講演会では、日本商工会議所観光委員会共同委員長の須田寬氏(JR東海相談役)などが登壇。両所は今後も同事業を通じた連携推進を図る。

京都商工会議所は、「貴重な産業遺産である琵琶湖疏水を活用した広域観光により、先人の偉業を後世に伝えていきたい」と話している。

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