庄原商工会議所(広島県)は、庄原の食の魅力をPRする事業、「庄原おばん菜(ざい)プロジェクト~ほぼ庄原産健康ごはん~」を推進している。同事業は、庄原市内の飲食店が庄原産のコメを含む食材を7種類または全体の7割以上使って開発したメニューを「庄原おばん菜」に認定し、市内外に広くアピールしようというもの。同所創立70周年記念事業の一環として昨年度より準備を進め、5月7日から参加店15店で、庄原おばん菜メニューの販売が始まった。
庄原は、コメをはじめブランド牛「比婆(ひば)牛」や、青ネギ、ホウレンソウなどさまざまな野菜の産地。同プロジェクトでは、こうした地元産の素材を使って新メニューを開発することで、地元の食の魅力を再発見し、新たな食文化を創造・普及するのが狙いだ。
参加店は焼き肉、お好み焼き、ラーメン、そば、洋食などジャンルもさまざまで、各店がオリジナリティーのあるメニューを提供。店には、昨年行われたロゴコンテストで優秀賞を受賞した広島大学の学生が考案したプロジェクトのロゴマーク入り看板が設置されている。同所は、「ぜひ全店を食べ歩いてほしい」とアピールしている。
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