東日本震災を乗り越え、本格復興を目指す八戸と久慈エリアを首都圏でPRするイベント「おんでやぁんせ八戸・久慈観光復興キャンペーン」が6日、東京・有楽町で開催された。同地域間を走る東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」は予約困難な人気路線として注目を集めるなど、勢いにのる両地域。イベントを通じてさらなる観光誘客を図った。
八戸商工会議所(青森県)などで組織する「はちのへ観光復興委員会」と、岩手県のNPO久慈広域観光協議会は6日、東京のJR有楽町駅前広場で、観光復興キャンペーン「おんでやぁんせ八戸・久慈in有楽町」を開催。東日本大震災からの本格復興にまい進する八戸・久慈エリアの情報を首都圏から発信するために実施したもので、今回で4回目の開催となった。
当日は、八戸と久慈の特産品販売ブースや観光PRブースを設置し、両地域の魅力をアピール。さらに、地域ゆかりの有名人やマスコットキャラクターによるステージイベントも実施した。
イベント会場では「八戸せんべい汁」の試食も行い、400食を提供。八戸自慢の味を求める行列ができ、短時間で配布が終了する人気ぶりを見せた。
同所では、「今後も地域の魅力を発信し、観光PRを行いたい」と話している。
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