富良野商工会議所(北海道)などが取り組む富良野市中心市街地活性化基本計画「ルーバンフラノ構想」(平成20年11月内閣府認定)の第2弾事業である「ネーブルタウン」が6月20日、グランドオープンした。同日、施設内のアトリウムでオープニングセレモニーが開催され、盛り上がりを見せた。
同事業は、民間主導による中心市街地再開発事業として進められているもので、平成22年に第1弾事業として開業した「フラノマルシェ」に続くもの。フラノマルシェに隣接するエリアを再開発し、商店街「フラノマルシェ2」や介護付有料老人ホーム、クリニック、賃貸マンション、交流スペース(アトリウム)、市立認可保育所などを配置した。同事業全体を通じ、かつて中心市街地が果たしてきた「生活街」としての多面的な役割と機能を、まちなかに再集積することで「歩いて暮らせるまち」「便利で楽しく心豊かなコミュニティ」へと再生させる。
今回のグランドオープンで、累計来場者数が約360万人に達したフラノマルシェとの相乗効果を創出。中心市街地のさらなる活性化が期待されている。