カムイと共に生きる上川アイヌのまち
大雪山とは、北海道最高峰の旭岳を含む、道央部一帯の火山群を指します。アイヌの人々からは『神々の遊ぶ庭(カムイミンタラ)』と呼ばれ、豊かな恵みを与える一方で、ときに天災をももたらす存在として、崇拝と畏怖の対象とされる特別な場所でした。 富良野市ふらのジャム園内の麓郷(ろくごう)展望台は、そんな大雪山の山麓を眺めることのできる観光スポットです。とりわけ、眼下に広がる雄大な風景は「美しい日本のむら景観百選(日本農村百景)」にも選出され、美しくも厳しい自然と共存してきた上川アイヌの人々の営みを感じることができます。
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
富良野商工会議所 福嶋 優花
国道38号線沿いに位置する「フラノマルシェ」。まち中の玄関口として、年間120万人以上の観光客・地元市民が訪れる複合商業施設。 地元の食材を使った特産品、農畜産物、カフェ、テイクアウト飲食店がそろう人気スポットです。
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