弘前(青森県)
桜の名所として1世紀 祝・弘前観桜会100周年
旅のポイント
〇日本有数の桜の名所弘前さくらまつり100周年
〇観光和船や人力車で新たな魅力満載
〇心に染み入る絶景を体感
100年続く「さくらまつり」 5月3日は弘前観桜会記念日
日本有数の桜の名所として知られる青森県弘前市では、毎年春に200万人以上が訪れる地域最大の祭り「弘前さくらまつり」が開催されます。 本まつりは、大正7(1918)年に前身の「弘前観桜会」が開催されてから、来年で100周年という記念すべき節目を迎えます。そのため、今年からさまざまな記念事業をスタートさせ、観光和船や人力車など、本まつりに新たな魅力が生まれました。 また、訪れた人すべてを魅了する桜の花びらがお堀を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」や、平成年度から実施している弘前城本丸の石垣修理による、天守を曳屋して石垣を解体・積み直しする、100年に一度の大改修の様子も見所です。 さらに、記念すべき第1回目の「弘前観桜会」が大正7年5月3日に開催されたことから、5月3日を「弘前観桜会記念日」として、夜空に花火を打ち上げ、盛大にお祝いします。来年100周年を迎える新たな魅力満載の弘前さくらまつり、100周年という記念すべき節目にぜひ一度お越しください。
地域担当者から一言
弘前・菅原達也 さくらまつり会場である弘前公園内には、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラなど52種類、約2600本の桜が咲き乱れ、ライトアップされた夜桜も非常に幻想的です。弘前の特産品であるリンゴの剪定(せんてい)技術を応用した独自の桜剪定技術により、他を圧倒する桜の美しさは必見です!
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