地場産業活性化を目指す
加古川商工会議所女性会と兵庫県靴下工業組合は平成28年11月11日、市内のホテルで「第20回靴下まつり」を開催、加古川の地場産業である靴下業者が一堂に集い大幅な割引価格で靴下や下着類を販売した。同女性会は喫茶コーナーを運営、またバザーを実施し会員提供の品々を安く販売、その収益金を福祉関係団体に寄付する。福祉団体も参加し手作り品の販売等を行った。空くじなしの抽選会も行われ、約3500人の来場者でにぎわった。
加古川は明治時代に靴下製造の基盤が築かれ、昭和20年代には一大産地に発展。現在兵庫県は奈良県、東京都と並ぶ靴下の産地だが、県生産の半分を加古川周辺の企業が担っている。同女性会は、「イベントを通して靴下なら加古川といわれるようPRし、産業を活性化したい」と話している。
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