“総務委員会”・“広報委員会”
平成30年2月に、岐阜県各務原市などで開催される『第37回全国大会 岐阜かかみがはら大会』は、平成29年度日本YEGの活動の締めくくりとなる一大事業である。失敗の許されない全国大会の開催に向けて、準備を続けている二つの委員会にスポットを当てる。
総務委員会
総務委員会の活動
総務委員会にとって、全国大会や会長研修会と併せて行われる会員総会の設営は、最も重要な業務の一つである。事前の出欠確認にはじまり、議案の選定、委任状の回収、当日の会場運営に至るまで、一貫して総務委員会が主管する。 萩原総務委員長は、会員総会の意義について、以下のように語る。 「全国の会長たちに伝えたいことは、会員総会は日本YEGの重要な議案を審議する大切な集まりだということです。特に2月の会員総会は、次年度日本出向者も集う大規模な総会となります。参加する各単会の会長たちには、出席する義務と議決権があり、全国413単会の3万3000人の代表者という立場なので、是非責任を持ってその権利を使ってもらいたいと考えています」
総務委員会への思い
そんな萩原総務委員長は、委員会への思いについて、 「年度が始まる前は、一人で考えることも多く、いろいろなことが準備段階だったため、日本YEGの名簿の構成などを考えていた2〜3月の時期が非常に大変でした。しかし、委員会メンバーが決まり、メンバーとさまざまなことを共に考え、動くようになった今は、非常に順調に活動できています。 まだ年度途中ですが、総務委員会に集まったメンバーたちや、委員長という立場で出会えた方々から刺激を受けることができ、この役割を引き受けてよかったと心から感じています」と語ってくれた。
広報委員会
広報委員会の役割
広報委員会は、その名のとおり、日本YEGの活動内容を全国に発信することで、YEGメンバーのつながりを強化していくことが目的である。そのために、ブロック大会などの各種式典や事業の記録写真撮影だけでなく、日ごろから情報収集を行い、日本YEGだけでなく、全国のYEGの活動について、ホームページ「翔生」を通じて情報発信を行っている。加えて、Facebookなど、SNSも駆使し、積極的な情報発信を行っている。
優れた事業を横展開する『YEG大賞』
今度の全国大会で行われる予定の『YEG大賞』の表彰式は、裏方役が多い広報委員会が、表舞台に立つ貴重な機会となる。『YEG大賞』とは、全国の各YEGが行う事業の中で、最も「YEGらしい事業」を選出し、表彰をすることで、全国のメンバーが取り組んでいるいろいろな事業を知ってもらうことを目的にしている。
YEG大賞の実施にあたり、田辺委員長は、「いろいろな単会がたくさんの素晴らしい事業をしているのですが、意外に知られていなかったりするものです」と語る。全国413単会もあるYEGの中で、他の単会が行う事業を知ることは困難だ。もし他の単会がどんな事業をしているのか、どんな考えを基に事業をしているのかを知ることができれば、自己流にアレンジして取り入れることが可能となる。「全国大会という、全てのYEGメンバーが注目する舞台において、自分の単会がどんな事を行っているか、積極的にPRしてもらいたいです。そして、それを見たYEGが、今度は、地元をより良くするアイデアとして使ってもらえればと思っています」
広報委員会の活動を通して
「“超”がつく人見知りの自分が委員長を務めることができるのか、そこがまず不安でした」と田辺委員長は、就任当時の気持ちを語る。「しかし、自分の得意な形と方法を考え、よりYEGメンバー同士のつながりを生み出せるような広報活動ができればと思っています。日のあたらないことが多い広報委員会の事業ですが、そんな作業も嫌がらずに引き受けてくれる委員会メンバーに、何度も助けられ、委員長を引き受けて良かったと思っています。YEGの魅力を全国のメンバーだけでなく、外部に発信していくためには、我々広報委員会の働きにかかっています。特に、『YEG大賞』は、全国大会のコンテンツの一つです。なんとしても良い事業にして、全国大会の成功に少しでも貢献したいと思っています」
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