福井商工会議所は2月20~28日、「福井だけの2ndバレンタインデー」と題した販促キャンペーンを実施した。今年、37年ぶりの大雪となった福井。豪雪による渋滞、消費低迷、バレンタイン商戦の不振など暗いニュースが続く中、ご近所同士の助け合いなど心温まる話題もあったことから、バレンタインデーをやり直そうと同所が企画した。
「普段世話になっている人や大雪のとき助けてくれた人へ、〝ありがとう〟の気持ちを込めてプレゼントを贈る機会をつくろう」という同所の提案に、福井市内の飲食、物販、サービスなど96店舗が賛同。各店が割引やプレゼントなど特典を用意し、同所は統一ロゴを作成したほか、ホームページやフェイスブックで広報するなど販売を支援した。
「初めての試みだったが、売り上げ増につながった店もあり、店、来店者共に好評を得た」と同所は話している。
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