熊本商工会議所は、2月初旬に開催予定のふるさと13県ネットワーク事業第1弾となる「大和ハウス工業との商談会」を見据え、昨年12月6日に「ニーズ説明会」を同所で開催。サービス業や製造業などの会員事業所14社から16人が参加し、大和ハウス工業の担当者から、商談会に向けた募集ニーズなどの説明を聞いた(写真)。
ふるさと13県商工会議所ネットワークは、会員事業所の売り上げ向上を目的に昨年3月に設立。青森・山形・石川・長野・山梨・三重・福井・奈良・鳥取・島根・熊本・宮崎の各県の商工会議所連合会(一部商工会議所含む)が連携し、行政と事業協力しながら大型商談会や展示会への共同出展などを展開していく。
今回のニーズ説明会を終えて、大和ハウス工業の担当者からは、「参加者は非常に積極的で、今回の連携事業に前向きだ。地域経済発展のためにも、長い連携を考えたい」との感想が聞かれた。参加者からも、「大手との接点が少ない中小企業にとって、技術連携できる商談会は有意義。今後もぜひ参加したい」と好評だった。
同所は、「工業系の商談会を主催するのは初の試み。今回の説明会が、大手と地元中小をつなぎ、ビジネスチャンスを創出するきっかけになればうれしい。今後も地元企業の活性化に努め、地域経済発展に尽力したい」と抱負を語った。
問い合わせは、同所(☎096・354・6688)まで。
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