青梅商工会議所(東京都)は7月28、29日の2日間、杏林大学の外国人留学生を対象に御岳山(みたけさん)地域のモニターツアーを実施した。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客を呼び込むための事業の一環として実施。宿泊を伴うツアーを通じてルートづくりなどについて参加者から意見を聴取した。
同ツアーは、男性グループと女性グループの2グループで実施。武蔵御嶽(みたけ)神社や美術館の訪問などに加え、男性グループはラフティングや滝行、女性グループはバーベキューなどを体験した。同所によると、同ツアーは参加者に好評を得たものの、今後、参加者の体力に応じたハイキングコースの設定などの必要があるという。
同所は17年度から3年間かけて、御岳山周辺など3つのエリアごとに外国人観光客向けの回遊ルートの構築や、観光情報を掲載した地図・ウェブサイトの作成などに取り組む。また、地元の飲食業、旅館業、小売業、サービス業を対象とした接客研修の実施など、外国人観光客の受け入れ態勢の整備も行う。
最新号を紙面で読める!