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伝えていきたい日本の技 松山カバンのランドセル

松山製鞄 (愛知県春日井市)

色はベーシックな赤と黒をはじめチェリーピンク(左)やモスグリーン(右)など10色。8月の注文で翌年3月末に仕上がります 撮影:加藤正博

今月は、天然皮革を使用した手づくりのオーダーメイドランドセルをご紹介します。

小学校に入学してから6年間、毎日たくさんの荷物を入れて背負うランドセルには大きな負荷が掛かります。また、体に合わないランドセルは子どもにも負担となってしまいます。

昭和34年の創業以来ランドセル一筋の松山製鞄(せいほう)では、卒業まで型崩れせず、子どもにとって使い心地の良いかばんであり続けるために、さまざまな工夫を凝らしています。例えば、カブセと呼ばれるカバー部分に使用している馬革は、美しくつるつるとした手触りで、型崩れしにくいように仕上げています。さらに、ミシン目から雨水が入るとシワの原因となるため、型押しや芯材を使い強度を高めています。 昨今は、子どもの体型や好みに合わせた要望が増えています。二代目の松山政裕さんは、個々の希望を聞き、それに応じるために最新の素材にも目を配りながら、一つ一つ心を込めてランドセルをつくっています。

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