茅ヶ崎商工会議所青年部が中心となった働き掛けにより、10月1日から、JR茅ヶ崎駅東海道線ホームの発車メロディー(駅メロ)が、サザンオールスターズの楽曲『希望の轍』となった。同グループのボーカル・桑田佳祐さんが茅ヶ崎市の出身であることから、同YEGが発案。「駅メロに使用することで、多くの人に茅ヶ崎を知ってもらいたい。茅ヶ崎というまちに、もっと愛着を持ってもらいたい」という熱い思いが、JR東日本を動かした。
同YEGは駅メロの変更を要請するに当たり、同駅を中心に署名活動などを実施。各方面からの協力も得て、わずか半年で1万人を超える署名を集めた。
予想以上の反響に市民の地元愛を実感した同YEGの原和則会長は、「多くの人に活動を支えていただいた。サザンオールスターズの曲が駅メロになることを多くの方が望んでいることが分かり、本当にうれしかった。茅ヶ崎に愛着を持ってもらえたら、きっと、まちの活性化につながる」と振り返った。
最新号を紙面で読める!