こだわりのお茶アピール
袋井商工会議所 静岡県
袋井商工会議所は、袋井市の特産品であるお茶を出品した。同市は温暖な気候に恵まれ、古くからお茶の栽培が盛ん。品種は主に「やぶきた」で、茶園ごとに味わい深い製品がつくられている。今回は、自園自製にこだわる西村農園と安間製茶の製品を紹介した。
西村農園は、同市で100年以上お茶づくりを続ける老舗の茶園。「サヤマカオリ」という品種でつくった「パック入り水出し煎茶・かぶせ」は同社のお薦めだ。お茶の木をシートで覆い太陽の光を遮って育てるためより色鮮やかでコクのある味に仕上がるという。ペットボトルで簡単につくれるところも好評だ。やぶきたの煎茶や手軽な緑茶ティーバッグも人気。また、大正から昭和の初めに輸出していたというやぶきたの紅茶を復刻した「パパ・ティー」とティーバッグタイプの「ママの紅茶」も紹介。甘く渋みがなく大人も子どもも楽しめる。
安間製茶も家族でこだわりのお茶づくりをする茶園。お茶の新芽が出始めたころ木に覆いをし、日光を完全に遮って育てた白い葉でつくる希少な白葉茶をはじめ、こだわりの中蒸し煎茶を出品した。
同社のお茶は全て中蒸し煎茶。浅蒸し茶の香りと深蒸し茶のコクを合わせ持っているのが特徴だ。贈答用にも好評。ブースでは茶葉も展示し、こだわりのお茶をアピールした。