地ビールなど名物が勢ぞろい
松江商工会議所 島根県
松江商工会議所は、名物である宍道湖のシジミを使った即席しじみ汁や「あらめ」などの水産加工品、飛魚(あご)だし、地ビール、地酒、お茶、菓子などさまざまな産品を出品した。飛魚だしは、天然醸造しょうゆをベースに国産飛魚のうま味を加えて仕上げたもの。麺つゆ、煮物、鍋物、掛けしょうゆの代わりなどに活用できる。
ご当地ビール「ビアへるん」は、松江にゆかりのある小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の別名「ヘルン」にちなんで名付けられた。ペールエール、ピルスナー、ヴァイツェン、スタウトの4種類に加え、隠岐の島町産の「島の香り隠岐藻塩米(もしおまい)」を使用した「宍道湖夕陽ビール藻塩米ラガー」も紹介した。
また、夏季限定の純米生酒「やまたのおろち」をはじめ、松江の銘酒の数々もブースに並んだ。「やまたのおろち」シリーズは、スサノオノミコトが大蛇を退治する出雲神話にちなんで名付けられた酒。すっきりとした辛口タイプで地元の人気銘柄だ。
そのほか珍しいノンアルコールの梅酒「雪梅」、松江産の有機煎茶、健康茶として地域で親しまれてきたというリンデラティー(クロモジの木のお茶)、蜂蜜、「西条柿」をようかんと練り上げた「柿友禅」などいずれも地元事業者がこだわりを持ってつくる逸品がそろった。
最新号を紙面で読める!