相模原商工会議所女性会(神奈川県)はこのほど、地元産の桑の葉を使用して開発した健康茶「とうとるん」の専用サイトをオープン。ネット販売を開始した。
同女性会は、かつて「養蚕のまち」として栄えた地元産の桑の葉の豊富な栄養成分に着目。特にカルシウムは小松菜の1・5倍、鉄分は15倍もあるほか、血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪燃焼の効果があるとされる特殊成分DNJ(デオキシノジリマイシン)を含んでいることから、昨年9月に商品化。一部の会員事業所などで販売していた。
今年2月には、県が「女性が開発に貢献した商品(モノ・サービス)」を対象に積極的なPRを行う「神奈川なでしこブランド(KNB)」にも認定された。販売店がテレビに取り上げられるなど、徐々に知名度も向上。ネットと店舗での売り上げも順調に伸びているという。
同女性会は、「ネット販売を機に、幅広い年代・地域の人に興味を持ってもらえたら」と話している。
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