静岡商工会議所などは4月16、17日の2日間にわたり、徳川家康公顕彰四百年記念プレ事業の一環として「平成の徳川家臣団大会in駿府」を開催した。
静岡市は徳川家康が将軍職を退いた後に隠居生活を送った地で、現在も家臣の子孫たちが多く暮らしている。会場には約1200人の徳川家臣の子孫や関係者が集い、時を超えても変わらない家臣団の結束の強さを示した。
同大会には地元・静岡で結成された5つの家臣団子孫の会も参加。徳川宗家18代当主、徳川恒孝氏からは記念品が手渡された。
さらに、榎本武揚の曾孫である榎本隆充氏、渋沢栄一の曾孫である渋沢雅英氏、勝海舟の玄孫である高山みな子氏らも参加したパネルディスカッションでは、当時の家臣が果たした役割などについて語り合い、盛り上がりを見せた。
大会の前後には、交流会や徳川家康公お墓参りツアーなども行われ、同大会を通じて祖先が導いてくれた縁に、手を強く取り合う姿も多く見られた。
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