浦安商工会議所(千葉県)は4月15日、浦安近海の海水で作った塩「龍宮のおくりもの」を使用した〝アジの干物〟の販売を開始した。11~13日の3日間、浦安市内の駅ビル内で2000尾600セットを限定販売。3日目の午前中には完売するほどの大盛況となった。
今回販売されたアジの干物は、同所が地域活性化を目的に誕生させた地域ブランド「浦安の絆」第3弾商品として1月16日に発売した「龍宮のおくりもの」と、地元の水産会社との初のコラボ商品だ。かつて浦安の地で盛んに行われていた塩作り。これを400年ぶりに復活させ、低乾燥でほんのり甘みのある、まろやかな味に仕上げた塩に水産会社がほれ込み、「浦安の海水100%で作られた塩で、ぜひおいしい干物を」と商品化が実現した。
試食も大好評で、塩とセットで買い求める客も多かったという。同所は、「菱焼酎や日本酒、菓子など、地域ブランド商品の開発に力を入れている。今後はこの干物に続き、市内事業所と協力し、コラボ商品を増やしていきたい」と話している。
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