塩尻・岡谷・下諏訪の3商工会議所(長野県)は4日、長泉寺(奈良井宿)で「中山道サミット」を開催した。同サミットは、江戸時代に中山道が整備されてから十数年のみ使用されていた全長26kmの「初期中山道」から、現在の塩尻峠を経由するルートに改道されて400周年を記念したイベントとして行われたもの。地元の関係者を中心に全国から街道観光に携わる多くの参加者が集まった。
イベントでは日本商工会議所の須田寬観光委員会共同委員長と、長崎さるく(まち歩き観光)の田中潤介氏による基調講演、さらに日本観光振興協会常務理事の丁野朗氏が進行役を務めるパネルディスカッションも開催。「地域に観光客を受け入れるためには」のテーマのもと、意見交換などが行われた。
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