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伝えていきたい日本の技 大曲の花火

大曲花火倶楽部(おおまがりはなびくらぶ)(秋田県大仙市)

大曲で打ち上げられる花火は、その時代ごとの最新の花火の集大成でもあり、花火師の粋を極めた技を見ることができます(写真提供:大曲商工会議所)

今月は、夜空を華やかに彩る夏の風物詩、秋田県大曲の大輪の打ち上げ花火をご紹介します。

「大曲の花火」は江戸時代ごろから記録が残されており、花火は地域行事や商人への接待などに欠かせないものでした。諏訪神社への奉納や余興として地域に根付いた大曲の花火は、1910年に東北6県合同で花火師の技を競う大会へと拡大し、15年には全国大会へと発展、現在では毎年70万人もの観客を集める日本最大級の花火競技大会として定着しました。

終戦の翌年には中断していた花火の打ち上げを再開し、人々に希望と勇気を与えた大曲の花火。コロナ禍で全国的に花火大会が中止となる中、大曲花火倶楽部では花火業者を守り、日本を勇気づけたいと「日本の花火『エール』プロジェクト」を主催しています。開催日時を伏せ、全国81社の花火業者が各地で同時に打ち上げる「エール花火」が、人々に笑顔を運びます。

お問い合わせ

大曲花火倶楽部

TEL:0187-62-6887

HP:http://omagarihanabiclub.blogspot.com/p/index.html?m=1

日本の花火「エール」プロジェクトの紹介動画はこちら

※月刊石垣2020年8月号に掲載された記事です。

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