日本・東京商工会議所が事務局を務める日亜経済委員会(委員長=小林健・三菱商事会長)などは5月12日、「日アルゼンチン官民経済フォーラム」を都内で開催し、両国政府、経済界などから約140人が出席した。
小林委員長は、昨年誕生した新政権について、「変革のイニシアチブを歓迎するとともに、両国関係が幅広い分野で重層的に築かれるよう努力していきたい」と強調。出席した日本企業関係者からは今後の二国間経済連携協定や投資協定などの法的枠組みの構築に向けた要望が出された。
ガブリエラ・ミケティ・アルゼンチン副大統領は、「優先的に日本との貿易・経済関係の構築を進める。日本のこれまでの経験を学び、日亜官民参加のもとアルゼンチンの経済改革を成功させたい」と述べ、日本企業からの投資拡大に期待を示した。
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