福井商工会議所は4月15日、外国人の雇用を目指す企業向けに「外国人労働者雇用支援相談窓口」を同所中小企業総合支援センター内に開設した。中小企業の人手不足が業種・規模を問わず深刻化する中、福井県内では外国人技能実習生らを活用する企業が増加しており、今後も即戦力となる外国人材の受け入れに対する企業の関心やニーズは高まることが見込まれている。
同所はこれまでも外国人雇用に関するさまざまな相談を受け対応してきたが、4月の改正出入国管理法の施行を機に、専門の相談窓口を設けて本格的支援を開始することとした。相談には同所職員の中小企業診断士、社会保険労務士が対応するほか、必要に応じて弁護士や行政書士ら専門相談員との相談機会も設ける。
また、留学生と企業との面談会や外国人材受け入れに関するセミナー開催、研修用DVDの貸し出し、海外送り出し機関の視察なども実施するほか、県や福井労働局などと連携し、外国人材活用をサポートしていく。
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