那覇商工会議所(沖縄県)が支援する沖縄県内の小規模事業所6社は1月25日、地域ブランド「NAHA―ISM(ナハイズム)」として開発した商品の試作品を発表・披露した。「NAHA―ISM」とは「那覇気質」のこと。琉球王朝時代から多様性を受け入れてきた那覇の歴史を背景に「新しい価値を創造し続けていく」との思いが込められている。
同所は全国展開支援事業を活用して平成27年からブランド創出に向け調査やコンセプトの構築に取り組み、昨年県内6事業所の試作品を開発、今回の発表に至った。発表された製品は首里織の生地を使ったソファ、紅型模様の風呂敷、月桃やヤモリなどをモチーフにした魔よけチャーム、龍柱の駒で遊ぶボードゲームなど。国内外からの観光客やシニア層をターゲットに販売していく予定だ。同所は今後、商品改良や販路拡大などについて助言を行っていく。
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