鳥取商工会議所は7月30日、持続可能な地域づくりを目標に掲げたSDGsに関する展示コーナーを同所1階ロビーに開設した。これを記念して行われたオープニングセレモニーで同所の児嶋祥悟会頭は、「鳥取商工会議所SDGs宣言」を高らかに読み上げた。
加えて、独自に本事業の軸として「SDGsの理念に沿った地域経済活動を行うこと」「地域事業者への積極的な経営支援により、経営力向上による地域経済発展を支援すること」「全会員企業のパートナーシップにより、地域の持続的な発展に貢献していくこと」の3点を掲げた。
SDGsとは、国連加盟国が2016年からの15年間で達成を目指す17の国際社会共通目標のこと。同所はそのうちの一つである「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の行動理念に共感し、同所会員でSDGsに先進的に取り組む13の企業・団体と連携しパネル展示を実施している。展示コーナーでは、将来を担う学生の研究成果などを紹介し、SDGsにつながっていることへの気付きを与える場としている。
同所は「より多くの来場者がSDGsに触れ、身近に感じてもらうことで、住みたいまち・住みやすいまちづくりの実現を目指す」と意気込みを見せる。
パネル展示は、今年度末まで行われる。時間は、平日の午前9時から午後5時まで。
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