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伝えていきたい日本の技 「伊勢型紙」と「KATAGAMI文様の宝箱」

オコシ型紙商店(三重県鈴鹿市)

型紙の熟練職人たちが図案を描き、彫刻を終えるまでには、1カ月以上掛かるといいます(撮影:加藤正博)

今月は、きものの図柄を染めるための「伊勢型紙」と、その文様を取り入れた桐の宝箱をご紹介します。

発祥は奈良時代ともいわれ、鈴鹿市で発達した伊勢型紙は、日本のあらゆる文様を吸収してきました。補強した美濃和紙に職人が手彫りで文様を刻む伊勢型紙は、「影」と「日向」をデザインに落とし込み、立体感を表現する工夫がなされています。また、布地を染めるために、繰り返しができる文様となっています。

オコシ型紙商店では、数千柄に及ぶ手彫りの型紙を所持し、デザイン性の高さを武器に、和装の世界にとどまらない新たな製品づくりに挑戦しています。その一つ、「KATAGAMI文様の宝箱」は、型紙を高解像度スキャンし、桐箱にレーザー加工機で文様を転写したものです。「型紙」という固定概念にとらわれず、インテリアや建築、雑貨など、伊勢型紙はその活躍の範囲を広げています。

お問い合わせ

オコシ型紙商店(おこしかたがみしょうてん)

TEL:059-386-0229

HP:https://okoshi-katagami.com/

※月刊石垣2020年1月号に掲載された記事です。

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