当店「花みづき」では、プリザーブドフラワーの販売とカフェの運営をしています。花はオーダーから配送までを行い、価格も手頃なものから揃えているので、男性の方も多く見えますし、幅広い層のお客さまにお越しいただいています。 私がこの店をオープンしたのは2年前。開業時から竹原商工会議所に相談させていただき、それ以来、経営指導をしてくださる田中さんにはありとあらゆるサポートをいただいています。例えば、店内のPOPはすべて田中さんが手掛けてくれたものですし、入り口の看板も、田中さんのアイデアで写真入りPOPを置きました。うちの店は一見何の店か分かりにくいのですが、おかげで「これを食べに来ました」と写真を見て来店してくれる方が増えましたね。 また、コーヒーと紅茶から始まったカフェメニューは、田中さんからダメ出しや(笑)アドバイスをいただいて、2年間でかなり増えました。来ていただいた方々に「竹原を好きになってもらいたい」という願いを込め、竹原らしさを感じられるメニューづくりを心掛けています。その一つとして昨年誕生したのが、竹原三蔵の純米酒粕を使用した「氷甘酒」です。田中さんに「こんなかき氷つくりたいんだけど」と話していたところ、もともと持っていた特殊なアイスをつくる機械と、「竹鶴酒造」など地元が誇る酒蔵があるこの土地ならではの魅力に着目し、甘酒を凍らせてすりおろしたところフワフワの新食感かき氷が生まれました。プレスリリースを田中さんが作成してくださり、マスコミの取材もありさまざまな番組に出演。多くの方の来店につながりました。 商工会議所の迅速な対応には、いつも感謝しています。田中さんは相談したらすぐに駆けつけてくれますし、常に見守ってくれている信頼感があります。これからも、情報を活用するためのサポートをしていただきながら竹原全体を盛り上げていけるよう、私も竹原の情報発信に努めていきたいです。
担当者からひと言
ご相談は最寄りの商工会議所までお気軽にどうぞ!
私たちは情報をいち早くキャッチし、どのようなアクションを起こすかが重要です。花みづきさんのように人が集まるお店には情報も集まるので、日頃から密なコミュニケーションをとることでさまざまな情報が得られますし、「氷甘酒」のように新商品の開発にもつながります。
プレスリリースサービスは机整理の際に手にした名刺から思い付いたものです。県内20社のメディアに送信したことで、氷甘酒は計8回の取材を受けました。高度なことでなくても、できることを一つずつ行えば、会員さんのためになるサービスが生まれると実感しました。
北丸さんは新しいことに積極的に挑戦される方です。ぜひ竹原の良いところをどんどん発信してほしいと思います。
最新号を紙面で読める!