商店街と共に英会話教室を開催
唐津商工会議所女性会は、唐津市の協同組合呉服町商店街と連携し、外国人観光客の増加に向けた〝おもてなし力〟強化のため、商店主や従業員を対象とした英会話教室を開催している。同事業は、佐賀県「自発の地域創生プロジェクト」の一環。まちの魅力発信や文化体験プログラムなどの開発も進める一方、英会話を身に付けることで外国人観光客との交流が活発化することを目指す。
唐津市ALT(外国語指導助手)、民間通訳グループ「唐津ボランティアガイド」、県などの協力の下、2018年8月から月2回、外国人講師を招き、同所で講座を開催。参加費は1回500円で、これまで同女性会会員や商店主らが毎回10~20人参加し、店頭での接客、道案内、日本文化の紹介の仕方などを学んだ。18年度末に実施した参加者アンケートでは、「最初は難しかったが、何度か参加するうちチャレンジ心が湧いた」「英語と外国人に対する苦手意識がなくなった」などの声が上がり好評。これらの声を参考に、今年度は初級、中級コースに分けて実施している。
同女性会は1969年に発足し、今年創立50周年。10月11日には市内で記念式典を行い、久保美樹会長は「地域を元気にするお手伝いをしたい」とあいさつした。今後も英会話教室をはじめ、おもてなし事業に注力する。
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