観光庁はこのほど、「平成28年度観光の状況」と「平成29年度観光施策」(平成29年版観光白書)を公表した。観光白書では、世界の観光動向、訪日外国人旅行者数、日本人の海外や国内旅行の動向などを紹介。2015年の「外国人旅行者受け入れ数ランキング」において、日本は、1974万人(世界16位、アジア5位)となり、2014年の1341万人(世界22位、アジア7位)から人数、順位ともに上昇した。
また、国内観光地のうち、近年の環境の変化に対して積極的な対応を行い、観光客数の回復・増加を達成した地域を分析。持続可能な観光地づくりのポイントとして、「地域の関係者が連携した観光資源の磨き上げ」「インフラ整備と連動したソフト対策の実施」「マーケティングにおけるターゲットの明確化」の3点を指摘している。
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