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伝えていきたい日本の技 日田げた

本野はきもの工業(大分県日田市)

杉の美しい木目を生かしたバリエーション豊かな日田げた。合わせてみると意外と洋服とも相性が良いと若い層にも評判です(撮影:加藤正博)

今月は、現代の生活にもなじむようモダンなアレンジをくわえた「日田げた」をご紹介します。

江戸時代、日田では杉の植林が盛んで、建材や家具材に使用した杉の端材から下駄(げた)がつくられていました。杉は軽く丈夫でクッション性があるため、素足で履く下駄の素材に適しており、下駄づくりは日田の主要な産業へと発展していきます。明治時代後期には静岡県静岡市・広島県福山市と並び、下駄の三大産地と称されるまでに成長していきました。

しかし、日常的に和服を着ることがなくなった現在では下駄が履かれる機会も減り、伝統的な日田げたを残していくために、本野はきもの工業では現代のライフスタイルに合わせた下駄づくりに取り組み始めました。伝統的な製法や日田げたの良さは守りつつ、かかとを高くしたヒール下駄、作家や有名ブランドとコラボレーションした下駄など、和装に触れることの少ない若い人たちにも受け入れられるデザインの追求に努めています。

お問い合わせ

本野(もとの)はきもの工業

TEL:0973-22-4460

HP:http://motono-hakimono.com/

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