三木商工会議所(兵庫県)は、新型コロナウイルスの感染防止対策に取り組む三木市内の事業者を応援する事業を実施している。県のマニュアルに基づき、独自の「感染防止策9か条」を策定、「従業員のマスクの着用」「消毒液の設置」など五つ以上に対応している事業者に、「安心安全宣言」のポスター、ステッカー、のぼり旗と、市内の酒造会社、稲見酒造が製造した消毒液をセットで配布した。
感染防止対策の可視化を図ることで〝安心安全な地域〟をアピールし、市民や事業者の感染防止対策への意識向上につなげるのが目的だ。それにより事業者の売り上げや来店者数の増加を目指す。
同事業の対象は、飲食店、宿泊施設、理・美容店、エステ、整骨院、学習塾、スポーツ施設など来店客が長時間滞在する業種で、同所の会員事業者は参加無料、非会員も有料(5千円)で参加できるようにした。8月下旬から参加企業を募集し、10月1日現在、会員を中心に116社が参加している。
事業所へのポスター、のぼり旗などの掲示は、来年1月31日まで行われる。
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