美幌商工会議所青年部(北海道、美幌YEG)は創立40周年を記念して美幌町産の小麦やビート含蜜糖(がんみつとう)を使ったクラフトビール「Bihoro Ale(美幌エール)」を企画・製造し、9月25日、数量限定で販売を開始した。
まちおこし支援の一環として美幌町産の農産物を活用し、多くの人に喜んでもらえるものをつくろうと発案、つながりのあった札幌市のクラフトビールメーカーの醸造士の協力を得て醸造した。生産者や新型コロナウイルスの影響で経営の落ち込んだ飲食店などを応援したいとの思いを込め、美幌エールと名付けた。アルコール度数5・0度、ほのかなビートの香りと爽やかな飲み口が特徴だ。
原料は、美幌町産の小麦「きたほなみ」と総合食品会社の日本甜菜製糖(東京・港)がオホーツク産のテンサイ(ビート)のみを原料に美幌町の自社工場で一貫製造しているビート含蜜糖など。趣旨に賛同したJAびほろと日本甜菜製糖が材料を無償提供した。同YEG創立40周年記念実行委員会事業部会の木村利昭副部会長も自ら工場に赴き仕込み作業に加わった。
美幌食堂組合と同YEG会員飲食店8店舗で販売中(なくなり次第終了)。将来的には生産を拡大し、通年販売を目指すという。
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