伊東商工会議所(静岡県)と伊東観光協会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の啓発を目的に、マスクケースとポスターを作製した。「地域が一体となり、希望を持ってコロナ禍を乗り越えよう」と呼び掛ける「keep on smile(キープ・オン・スマイル)キャンペーン」の一環で、静岡県観光安全安心づくり補助金を活用した。
マスクケースは表側に同キャンペーンのロゴマークである「〝希望の虹〟とkeep on smileの文字」をあしらい、背景に伊豆半島と富士山のシルエットを配したデザイン。裏側には同所青年部(伊東YEG)「気鋭の会」がコロナ対策に取り組む伊東市内の事業者を動画で紹介する「伊東温泉安心チャンネル」のQRコードを入れた。青、黄、桃、緑の4色で各色千枚、計4千枚を作製。事業所の利用客へのノベルティーとして活用してもらう。ポスターは「笑顔でがんばろう!」など前向きなメッセージを記入して店内へ掲示できるようにし、200枚作製した。
マスクケースを作製したのは、需要が高いことに加え市民や事業者が前向きになれるものをと考えたことから。マスクケースは1事業者当たり各色10枚、ポスターは2枚を上限に、同所、同観光協会などで配布している。
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