もらってうれしい大人の手土産 東海道草津宿で愛される名物もち 「うばがもち」

うばがもち 18粒900円(税込) ※箱入りは12、18、24、36、48、72粒があり、宅配便の配送が可能

JR草津駅から徒歩15分、東海道(国道1号)の交差点にそびえる大きな「うばがもち」の看板。遠くからでも目を引き、吸い込まれるように立ち寄ってしまう。草津名物、いや滋賀県人なら知らぬ人はいない銘菓うばがもちの本店だ。

子どもでも一口で食べられそうな小さなかわいい餅。なめらかなこしあんにくるまれ、上にポチッと白あんと山芋の練り切りがのっている。ほどよい歯ごたえ、あっさりした甘さ。一つ食べるともう一つ、と後を引くうまさ。450年以上も草津名物として親しまれてきたのにも納得だ。

家康がうまい、と感心した。歌川広重や葛飾北斎が浮世絵に描いた。近松門左衛門は浄瑠璃、常磐津に。与謝蕪村が歌に詠んだ。などなど、うばがもちは歴史上の人物にも愛されてきた。こんな菓子は全国でもなかなか探せない。名物として確固たる地位を得たのは、草津が東海道と中山道が接する宿場町だったという地の利もあるが、やはり一度食べたら忘れられない、記憶に残る味だからだろう。

ちなみに、うばがもちの名前は近江源氏佐々木義賢の曽孫と乳母に由来する。餅が‶おっぱい〟に見えるのはご愛きょう!

Data

社名:うばがもちや

所在地:滋賀県草津市大路2-13-19号

電話:077-566-2580

HP:http://www.ubagamochiya.jp/

小林しのぶ 千葉県出身。いつも取材で世界中を飛び回っている行動派の旅行ジャーナリスト、フードアナリスト。食べた駅弁の数は5000食を超え、「駅弁の女王」とも呼ばれている。『ニッポン駅弁大全』(文藝春秋)など著書多数。
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