今回は容リ法の指定法人としての容リ協会が行う再商品化(リサイクル)について解説します。
再商品化事業は、容リ協会が行う登録審査に合格し、かつ入札で選定した再商品化事業者に委託しています。入札はガラスびん、紙製容器包装、プラスチック製容器包装は年1回ですが、PETボトルは年2回実施されます。登録審査に合格し、入札に参加し落札した再商品化事業者と3月に契約を交わし、4月から再商品化業務の実施が開始されます。
リサイクルの行方
家庭から出された容器包装は市町村で選別され「分別基準適合物」という状態にし、落札した再商品化事業者に引き渡されます。再商品化事業者により手作業や機械で異物を取り除き、リサイクル原料となってさまざまな形で再利用されます。再商品化事業者が行うリサイクル手法は素材ごとに異なりますが、プラスチック製容器包装には大きく二つの手法があります。
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