ジャパン・アーツ
クラシック音楽事務所のジャパン・アーツが主催する「国際音楽祭 NIPPON 2020」が2月9~16日の期間中、国内三地域で開催される。
本音楽祭は、ヴァイオリニストの諏訪内晶子さんが芸術監督を務めるプロジェクトで、昨年2月に開催されたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、3月に予定されていた公演や関連イベントなどは中止となっていた。今回は、その際に予定されていた内容の一部を新たなプログラムとして組み直し、東京・愛知・岩手の三地域での開催が実現する。
演奏会は2月13日、「東日本大震災 復興応援コンサートin釜石~諏訪内晶子&フレンズ~」の岩手県釜石市からスタート。同14日には愛知県名古屋市での「ミュージアム・コンサート」、同15、16日は東京・紀尾井ホールにて「諏訪内晶子 室内音楽プロジェクト」が行われる。東京で開催される演奏会については、オンライン配信の準備も進められているという。
コロナ禍のさまざまな状況に対応しながら、諏訪内さんは「音楽界をとりまく状況は残念ながら一変してしまいましたが‶音楽がある日常〟を強く願い、そして今できることを一つずつ形にしていきたいと思っております」と語り、開演の日に向けて期待を込めつつ静かに準備を進めている。
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