地域全体で未来の担い手支援
明石商工会議所女性部は11月25日、一般財団法人あかしこども財団を通して、明石市内の「こども食堂」で役立ててもらうための食材を寄贈した。
コロナ禍により、予定していた行事や研修会が相次ぎ中止となっていた同女性部では、会員の中から「何か地元の皆さまの役に立つような支援ができないか」という声が上がっていた。そこで、2013年から8年連続で人口が増加している同市が子育て支援に重点を置いた施策を推進していることもあり、未来の担い手である子どもたちを支援することが決まったという。
同市内にあるこども食堂は全部で43カ所。現在は休止中の施設もあり、30カ所が運営を続けている。今回は運営支援をしている同財団への事前ヒアリングにより、必要な食材を確認した上で、日持ちするコメとサツマイモが選ばれた。用意したのは、兵庫県産のコメ・キヌヒカリ5㎏を30袋と、サツマイモ・鳴門金時5㎏を20箱。同女性部の齊藤芳枝会長は「焼き芋や芋がゆにして、子どもたちには笑顔になってほしい」と期待を込めた。
同女性部では、このような子どもたちを支える活動を継続していくことで、今後も地域の活性化に貢献していきたい考えだ。
【女性会事業の情報をご提供ください】広報部(jcciishigaki1980@jcci.or.jp)へお寄せください。
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