大阪商工会議所が運営事務局を務める商工会議所・商工会会員限定の商取引支援サービスサイト「ザ・ビジネスモール」で1月22日、新サービス「bmトレンド」がスタートした。同サービスは、今話題のキーワードのボタンをクリックして企業・商品情報を検索できるコーナー。情報を登録する企業側は、情報に旬のワードを入れることで、検索優位に立てる。検索性が高まることで、ビジネスチャンスが増えることが期待される。
「ザ・ビジネスモール」は全国の商工会議所・商工会が共同運営する企業情報サイト。約27万社の企業情報と約3万2000件の商品サービス情報が登録されている。事務局を務める大阪商工会議所は、2020年3月に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた事業者を支援するため同モール内に「BM SOSモール」を開設、過剰在庫の販売やコロナ関連商品の情報発信を支援してきた。
「BM SOSモール」は同年12月に終了したが、それに代わる新サービスとして今回「bmトレンド」を開始。「新しい生活様式」「SDGs」「生産性向上」など登録された画面上のキーワードのボタンをクリックすると、そのキーワードを含む商品サービス情報が表示される。
閲覧者は、キーワードに関わる企業を検索しやすく、キーワードに関連した商材やサービスを持つ企業はキーワードを盛り込んで情報提供することで、検索優位に立てるのがメリットだ。
キーワードは常時10個程度を表示し、適宜入れ替える。キーワードの一つを「特集キーワード」とした特集ページも開設。ここでは「売りたい」「買いたい」情報を掲載しておりネット上で商談ができる。
利用するには同モールへ登録が必要。登録すれば、無料で情報を掲載できる。同所担当者は、「旬のキーワードをきっかけにして、ビジネスチャンスにつなげてほしい」と同サービスの利用を呼び掛けている。
詳細は、こちらを参照。
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