川越商工会議所は、創立120周年記念動画「川越商工会議所『地域から世界へ ともに未来を拓こう!』」を制作し、2月12日からYouTubeで公開している。
同所は1900(明治33)年に埼玉県で最初に創立した歴史ある商工会議所。「小江戸」と称される川越市で商工業の発展のため企業の経営支援やイベント事業など幅広い事業を展開してきた。その歩みは戦後の産業統制、商工会議所の解散、円高不況、バブル崩壊、リーマンショックなど社会の変化に対応し、決して平たんな道のりではなかった。近年では激甚化する自然災害への備えや進化するIT技術への対応など地域経済発展への課題を担う。こうした中、2020年に創立120周年を迎えたが、同年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行により経済状況や生活が激変した。この困難を乗り越えるため、歴史を振り返り、地域経済団体として未来へのメッセージを発信しようと同動画を制作した。
約6分半の動画では、120年の歩みを昔のまちの写真とナレーションで振り返り、インタビュー形式で立原雅夫会頭のコメントを紹介。立原会頭は蔵づくりのまちなみなど市の魅力を紹介するとともに、「川越が豊かで楽しいまちであるよう商工会議所がリーダーシップを取っていく」と力強いメッセージを発信した。
120周年記念動画は こちら
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