まちの羅針盤 vol.13 高い拠点性、底堅い商業・サービス基盤

長野県松本市

航海に正確な地図と羅針盤が必要なように、地域づくりに客観的なデータは欠かせない。今回は、国宝松本城の城下町であり、三つの「ガク都」(岳都・楽都・学都)としても発展してきた長野県中信地方の拠点都市、2021年4月1日に中核市へ移行した松本市について、まちの羅針盤(地域づくりの方向性)を検討したい。

交流のリ・デザインを 高い拠点性、底堅い商業・サービス基盤

松本市は、歴史と文化が薫る国際観光都市といわれる。奈良時代の終わりに信濃国の国府がおかれ、江戸時代は信州最大の商業都市となり、周辺地域の交流拠点として栄えてきたからだ。

2020年上期においても、昼間の滞在人口は平日・休日とも国勢調査人口を1万人近く上回り、働く場だけでなく生活に必要な場として高い拠点性を示している。

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