大阪商工会議所は、一人一人が「2025大阪・関西万博」とどう関わるか、何ができるかなどを考える「第1回万博サクヤヒメ会議」を5月26日に開催し、300人超がオンラインで参加した。
同会議は、「強く美しい女性」として神話に登場するサクヤヒメのイメージに基づき、同所が2016~20年度に女性リーダーの育成を目的に実施した「大阪サクヤヒメ表彰」の受賞者有志が設立。「いのち」をテーマに開催される「2025大阪・関西万博」について、サクヤヒメのメンバーが共に考え活動する場として同所と共催で実施した。
会議のプログラムは、「基調講演」と「トークセッション」の2部構成。「基調講演」では、2025日本国際博覧会協会副事務総長の森清氏が「2025大阪・関西万博に関する最新動向」について講演。第1回大阪サクヤヒメ表彰の特別賞を受賞した作家の玉岡かおる氏は「関西が秘める魅力資産を今ここに」をテーマに、関西の魅力資産を見直すことを強調した。「トークセッション」では、同会議代表で隆生福祉会理事長の藤本加代子氏、関西電力国際部長の有本真奈美氏、inochi未来プロジェクト推進委員の川竹絢子氏らが「広がる・繋がる・語り合う あなたが見たい万博とは?」をテーマに、意見を交わした。
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