日本のビール産業の創成期を支えた渋沢栄一

栄一は多くの大企業の設立に携わり、身近なところでは国産ビール会社の創設・発展にも尽力しています。現在のサッポロビールはその一社で、官営の「開拓使麦酒醸造所」が民営化された後、1887（明治20）年「札幌麦酒会社」を設立しました。このとき、栄一は同社の発起人総代で委員長に就任し、株式会社に変更した際は取締役会長に就きました。

サッポロビール博物館は、1903（明治36）年に買収した札幌製糖の工場をビールの製麦所とし、ビールづくりに長年貢献した歴史的建造物です。開拓使時代から脈々とつながるビールの歴史を学べる観光スポットになっています。

観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」

札幌商工会議所 井浦 寛弘

サッポロビール博物館の併設施設「サッポロビール園」で、北海道開拓使に思いをはせながら食すビールとジンギスカンは絶品です。店内の雰囲気はHPの「Sapporo Virtual Street」で体験できます。札幌にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

渋沢栄一の生涯を描く　大河ドラマ「青天を衝け」（NHK）

公式HPはこちら▶ https://www.nhk.jp/p/seiten/ts/61Z4879Q1K/