渋沢栄一の軌跡 第19回 常磐興産

交通 JR常磐線湯本駅より無料送迎バスで約11分 [写真提供]常磐興産 創業当時の様子

近代化産業遺産の炭田跡地を活用した大型レジャー施設

明治初期、東京近郊から燃料を調達する必要性が高まり、本州最大の埋蔵量を誇る磐城の石炭を採掘するために、栄一らが1884(明治17)年に設立したのが、磐城炭礦社(現・常磐興産)でした。この地の豊富な石炭はさまざまな基幹産業の動力源となり、長きにわたって日本の近代化に貢献しました。

昭和に入り、エネルギーの主役が石油に変わって大打撃を受けた常磐興産は、温泉に活路を見いだします。華やかなフラガールショーが人気を集める「常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)」は、社員や地元を守るため炭鉱活用の発想の転換に挑戦した現在の姿といえます。

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