なだや
今年2月に行われた「第29回グルメ&ダイニングスタイルショー春2021」のビバレッジ部門で、山梨県富士吉田市に本社を構えるなだやの「富士山ウイスキー」が大賞を受賞した。「富士山ウイスキー」は、市内の海抜1000mの森林地帯で、地下160mからくみ上げた富士山特有の玄武岩層が重なる地層において、長い年月をかけて磨かれた天然水で割水(わりみず)して仕上げられている。
同社は、2005年に「富士山焼酎」を地域限定商品として売り出した。全国からの問い合わせが多く、13年に富士山が世界遺産になった際全国発売へと切り替えた。さらに「富士山ワイン」を発売し、16年には「富士山ビール」、ハイボール人気の時流に乗って「富士山ウイスキー」を立て続けに商品化。日本のウイスキーは海外でも評価が高く、「富士山ウイスキー」は現在世界12カ国に出荷されている。また5月には、「梅酒富士山」を発売したという。
「今後も時流を読み、『富士山ブランド』の一つとして地産地消にこだわった新商品を開発し、地域に貢献していきたい」と代表取締役社長の深澤央(まなか)さんは話す。
お問い合わせ
なだや株式会社
所在地:山梨県富士吉田市上吉田3-13-18
電話:0555-23-1311
※このコーナーは不定期で掲載します。
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