京都商工会議所はこのほど、京都の企業と地域の発展を目指し、環境対策への取り組みを促進する施策などの指針として、「『京商・環境アクションプラン』~持続可能な社会を支える環境経営と省エネ・再エネの推進~(2021~2025)」を策定した。
アクションプランでは、これまでの取り組みを発展させるとともに、自社のエネルギー消費量や温室効果ガス排出量を算定・把握していない中小企業の環境対策への取り組み支援にも注力。SDGs(持続可能な開発目標)の理念を踏まえ、「環境課題などにおけるセミナーや勉強会の開催」「取り組み推進のための補助金情報の提供」「環境社会検定やKES(環境マネジメントシステム・スタンダード)認証の取得促進」など、会員各企業における環境対策の進捗(しんちょく)状況に応じた取り組みの支援を行う。
また、行政に対する要望活動や関連団体の各種会議などへ参画するほか、会員企業の協力による小学生への環境学習事業も実施する。
同所の担当者は、「アクションプランの策定により、当所の環境への取り組みを理解してもらい、企業とともに環境保全活動に取り組んでいきたい」と話している。
詳細は、https://www.kyo.or.jp/kyoto/pdf/k14_kcci_environment_action.pdfを参照。
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