feel NIPPON 秋2021 共同商談会に8000人 関西初開催 手応えあり

大阪の商談会場には約8000人が来場

日本商工会議所は、9月29~10月1日に大阪市のインテックス大阪で開催された西日本最大級の見本市「ライフスタイルWeek関西」内で、共同展示商談会「feel NIPPON秋2021」を実施した。関西地域での開催は初めて。

展示商談会には、全国14府県の20商工会議所から38事業者が参加。各地商工会議所や会員小規模事業者らが開発した特産品や観光商品などの販路開拓・拡大に向け、精力的に商談を実施した。

会場は、9月30日までは緊急事態宣言対象地域だったが、3日間で約8000人が来場し、事前予約商談と各ブースで行われた商談は合計で746件と盛況。1商工会議所当たりの1日の商談件数は約12・4件で、過年度までの平均商談件数6・9件を大きく上回った。期間中に成約を獲得するなど手応えを感じた事業者も多く、アフターコロナを見据えたバイヤーに地域と商品の魅力をアピールした。

出展商工会議所は、新庄(山形県)、上越、燕(新潟県)、高岡(富山県)、上田、諏訪、下諏訪(長野県)、鹿沼(栃木県)、甲府(山梨県)、大垣(岐阜県)、小牧(愛知県)、草津(滋賀県)、大阪、北大阪、守口門真(大阪府)、米子、境港(鳥取県)、坂出(香川県)、伊万里(佐賀県)、都城(宮崎県)の20カ所。商談の継続率は56・0%と高く、各ブースでは、次のビジネスにつながる商談が数多く行われたことがうかがえる。

今回の会場では、コロナ禍も配慮して、共通の商談ゾーンを設けず、各ブース内に個別の商談スペースを配置。出展者からは「じっくりと話を聞いてくれるバイヤーが多かった」「関東と関西ではビジネスや商売に対する取り組みがずいぶんと違う」などの声が聞かれた。

また、「香港や中国、米国やフランスなど海外への進出を勧められた」「価格設定だけではなく、送料負担の問題などクリアしなければならない課題がはっきりした」などの具体的なアドバイスや今後に向けての手応えを得られた事業者もあった。

来春の出展者募集中 ギフトショーと同時開催

日本商工会議所では、来年2月8~10日に東京ビッグサイトで開催される「第93回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2022」に合わせて開催する「feel NIPPON春2022」の出展商工会議所を募集している。出展商品は、各地商工会議所または地域の小規模事業者などが開発した特産品や観光商品で、1商工会議所当たり1小間を用意。新規販路獲得に対する意欲が高いこと、事業者の出展準備や商談アポイント取得などの進捗(しんちょく)管理ができることなどが条件で、参加商工会議所は、旅費と送料、装飾経費(小間料を除く)の負担のみで出展ができる。

国内最大級の見本市と食品の専門見本市を同時開催しているため、百貨店、小売店、外食店、専門店、卸売業者などの多様なバイヤーの集客が見込め、これまでにも多くの商談が成約するなど販路開拓の実績は抜群。商談会のノウハウ蓄積はもちろん、プロのバイヤーの生の声を数多く聞けることから効果的な情報収集の場としても活用できる。

実際の出展に向けてプランニングの段階から当日の運営に至るまで、展示に関するプロからのアドバイスも受けられるほか、試飲、試食などにかかる保健所への申請手続き、備品の手配、商品の搬入出支援まで、参加のためのサポート体制も充実。日商では、マーケティング調査、商談、販路拡大、地域PR、などの絶好の機会として、参加を呼び掛けている。第1次出展申し込み締め切りは11月19日。